施設の1階・2階に吹付けられたアスベストを除去

長良工業株式会社(関西支店)は6月12日、滋賀県近江八幡市にある施設のアスベスト除去工事を実施したことを施工事例として発表した。

同施設の1階・2階の壁にはアスベスト(クリソタイル)が吹付けられていた。主材及び下地調整塗材に含まれるアスベストは、通常セメントなどによって塗材と固められているので飛散する可能性は低い。しかし、建築物の改修・解体の際に電動工具などで削りとるなどした場合はそのリスクが高まるため除去を行った。

アスベストの使用面積は65.76平方メートル

同施設は地上2階建てで延床面積は134.79平方メートル、アスベストが使用されていた面積は65.76平方メートルにも上り、工期は1月6日から28日までとなった。

飛散したアスベストを吸い込むと大きな健康被害を引き起こす。しかし、現在の医学では体内に蓄積されたアスベストを除去することが不可能だとされている。

そのため、同社は同施設のアスベスト除去工事において「手工具ケレン工法」を用い、徹底した飛散防止措置を講じた上で作業にあたったとしている。

(画像は長良工業株式会社 関西支店 ホームページより)

▼外部リンク

長良工業株式会社 関西支店 「施工事例」
https://nagara-kansai.com/

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