撤去に伴い施行調査を事前に実施 計画書を作成・提出

アスベスト対策工事や調査を実施するオーロン物産株式会社が、「アスベスト工事の標準的な流れ」や「アスベスト撤去作業(検査は除く)手順、要領」を、3月18日に紹介した。

同社のアスベスト撤去作業の手順は、まず第一に「アスベスト使用部位や厚さの確認」、「施工範囲と工事管理区分の確認」などといった施行調査を行い、作業計画書を作成、施主に提出する。それから、負圧除じん装置やセキュリティゾーンの設置など、安全衛生設備の設置や養生を行っていく。

除去したアスベストはプラスチック袋の中に入れて密閉

アスベストに関しては、薬液などで十分に湿潤化し除去を実施。除去したアスベストはプラスチック袋の中に入れて密閉し、高性能真空掃除機でプラスチック袋に付着している粉じんを除去。

また同社は、特別管理産業廃棄物処理業者と特別管理廃棄物処理に関する契約を締結した上で、廃棄物処理場の現地確認なども行っている。

後片付けでは、高性能真空掃除機で床などの清掃を行い、目視検査、養生シートの適切な処分も実施。最後に「施工計画書」や「工事記録および工事写真」、「産業廃棄物処理記録」などを提出し、完了報告を行う。

(画像はオーロン物産株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

オーロン物産株式会社
http://www.o-ron.jp/index.html

オーロン物産株式会社 「アスベスト撤去作業(検査は除く)手順、要領」
http://www.o-ron.jp/tekkyo/index.html

オーロン物産株式会社 「アスベスト工事の標準的な流れ」
http://www.o-ron.jp/flow/index.html

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事