JIS A 3850-1でアスベスト粉塵濃度を測定
合同会社BLUE ACTが「アスベスト・石綿測定」のページを6月7日に更新し、アスベスト測定の流れを紹介した。
合同会社BLUE ACTは、シックハウス測定やアスベスト・石綿(粉塵/建材)測定、PCB測定などを行う会社だ。
「アスベスト粉塵濃度測定」では改修工事時の空気中石綿繊維数濃度を測定し、JIS A 3850-1の位相差顕微鏡法で標本中の繊維状粒子の数を計数・分析。繊維状粒子と試料の吸引量によって、アスベスト繊維数濃度を算出していく。
採取機器はオクトサイエンス製のAL-210T、採取機器はADVANTEC製のメンブランフィルター47mm・25mm、位相差顕微鏡はNikon製の80iTP-DPHを用いる。
吹付け材・保温材などのアスベスト建材の測定も
「アスベスト建材測定」では吹付け材・保温材などに対応し、前処理として無機成分と有機成分別で分析資料を作成し、X線回折装置若しくは位相差顕微鏡による定性分析を行う。
アスベスト含有と判定した場合、X線回折装置でX線回折強度を計測したのち、基底標準吸収補正法によってアスベストの含有率を求める。
位相差顕微鏡はニコン社製の80iTP-DPHを、X線回折装置は島津製作所社製のXRD-6100を使用する。
(画像は合同会社BLUE ACT ホームページより)
▼外部リンク
合同会社BLUE ACT 「アスベスト・石綿測定」
https://www.blue-act.com/asbestos.php