6種類のアスベストが存在 高耐熱性や絶縁性、耐久性も

オーロン物産株式会社(以下、オーロン物産)が、アスベストの特徴や問題点などについて、3月18日から詳しく解説している。

アスベストには角閃石(かくせんせき)系の「クロシドライト(青石綿)」や「アモサイト(茶石綿)」、「アクチノライト」、「トレモライト」、「アンソフィライト」、そして蛇門石(じゃもんせき)系の「クリソタイル(白石綿)」と、6種類が存在する。

高い耐熱性や絶縁性、耐久性、耐薬品性を備えており、安価であることが特徴。安価であるが故に、大量に使用されてきた背景もある。

自浄作用で脱落・排出はせず悪性中皮腫などを引き起こす

髪の毛の5000分の1ほどの太さであり、吸い込むと自浄作用で脱落・排出はされず、悪性中皮腫などを引き起こすことが、問題点の一つだ。

また、厚生労働省が、1995年に有害性の高い「アモサイト(茶石綿)」と「クロシドライト(青石綿)」の製造・使用を禁止。2008年までには、アスベストの使用を全面的に禁止しているが、過去に大量に使用されていることに加え、鉱物で劣化しないことなども問題点として挙げられている。

(画像はオーロン物産株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

オーロン物産株式会社
http://www.o-ron.jp/index.html

オーロン物産株式会社 「アスベスト問題の基礎」
http://www.o-ron.jp/asbesto/index.html

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事