アスベスト分析技術者の技術力の向上などを目指す研修に

日本環境測定分析協会が、アスベスト分析技術者の技術力の向上などを目的として、「2020年度アスベスト偏光顕微鏡実技研修」を実施すると、3月19日に発表した。

2009年から続く同研修、2020年度は「建材定性分析コース」や「大気コース」、「建材定性分析エキスパートコース」、「建材定量分析コース」が用意されている。

参加希望のコースの申込書に必要事項を記入の上、「日本環境測定分析協会 アスベスト関連事務局」宛てにエクセル形式のまま添付して送付することで、申し込みが可能だ。

定性分析の実技研修などを実施 顕微鏡を使用した測定も

「建材定性分析コース」では、「JIS A 1481-1」に基づいた建材中アスベストの定性分析の実技研修を実施。「建材定性分析エキスパートコース」では、建材定性分析コースの修了者(分析実務者)を対象に定性分析の実践的研修などを行う。

「大気コース」では、位相差・偏光顕微鏡を使用し大気中アスベスト繊維計数など測定に関する研修を実施し、「建材定量分析コース」では、「JIS A 1481-4」による建材中アスベスト定量法の原理と手順、ポイントカウンティング法用の試料作製とカウント方法に関する研修が行われる予定だ。

(画像は日本環境測定分析協会 ホームページより)

▼外部リンク

日本環境測定分析協会 「アスベスト教育研修」
https://www.jemca.or.jp/seminar/asbestos_tec/

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