解体工事に先立って行ったアスベスト含有分析調査で判明
新潟県が、加茂市神明町にある新潟県立加茂農林高等学校(以下、加茂農林高校)の特別教室棟で、アスベスト含有建材の使用が判明し、除去作業を実施すると2月14日に発表している。
加茂農林高校特別教室棟の解体工事に先立って行ったアスベスト含有分析調査において、天井吹付け材にクリソタイルのアスベストの使用が確認された。
新潟県は、損傷や劣化がなく、空気環境測定でもアスベストが検出されていないとしながらも、アスベスト含有建材の除去に関連する法令を遵守し、除去作業を行っていくため、飛散のおそれはないとしている。
立ち入り禁止にして生徒などに説明 周辺住民に周知も
除去作業は4月中に完了する予定で、それまでの間は特別教室棟の出入口を施錠し、立ち入り禁止にする措置を講じている。また、解体工事を実施するため、既に特別教室棟使用はしていない。
生徒や保護者などにも、天井吹付け材にアスベストの含有が確認されたことを説明・注意を促しているほか、アスベストの除去作業の実施にあたっては、周辺住民への周知も行うとしており、安全に十分配慮した除去・処分が行われる予定だ。
(画像は新潟県 ホームページより)
▼外部リンク
新潟県 プレスリリース
https://www.pref.niigata.lg.jp/