講義を自宅、または企業の事務所で受講できる!アスベストが含まれている建物の解体作業を行う場合、石綿取扱い作業従事者の特別教育を受講する必要がありますが、一般的には建設業労働災害防止協会(建災防)が実施する講義を受講します。

なお、最近では石綿取扱い作業従事者特別教育をWEB等で受講することも可能となっています。WEBで受講するメリットは、講義会場に出向く必要がなく、自宅または企業の事務所で受講できることです。WEB等で受講できる機関について紹介します。

建設不動産総合研修センター(CECC)建設不動産総合研修センター(CECC)は、「安全衛生」、「資格対策」、「即戦実務」の3種類のWEB講座を開講しています。石綿取扱い作業従事者特別教育は、安全衛生の項目のWEB講座です。

石綿取扱い作業従事者特別教育の受講は事業主に課せられた法定義務となっています。原則として事業主が主体となって従業員に教育を受けさせる必要がありますが、WEB講座の場合は、石綿業務にたずさわろうとする個人が主体となって受講することも可能です。

受講期限は講座配信日から60日間となります。受講期限を終了した後は受講する権利を失うことになるので注意が必要です。

WEB講座の全課程を修了することで、受講者に「教育修了証」が発行されるほか、従業員が勤務する事業所に「受講証明書」が発行されます。

講義では映像の講義を視聴する形となりますが、同センターが提供するダウンロード用テキストを用いて受講します。

講座価格は7000円(税別)で、価格にはWEB映像講義、ダウンロード用テキスト、修了証の発行費用などが含まれます。

参考:建設不動産総合研修センター
http://www.cecc.or.jp/ishiwata.html

SATSAT株式会社は通信教育のサービスを提供する企業で、特徴的な点は現場や技術系資格が専門であることです。

同社が扱っている通信教育は、設備系の資格、施工安全管理に関する資格、電気系の資格、職場環境系の資格で、石綿取扱い作業従事者特別教育は職場環境系の資格に含まれます。

受講期間は、ホームページより申し込みをして、資料をダウンロードした時点から60日間となります。

WEB講座の全課程を修了することで、受講者には「教育修了証」が、従業員が勤務する事業所には「受講証明書」が発行されます。

教材としては基本テキストがあるほか、配付資料としては受講ガイダンス、修了証等の発行手続きガイダンス、修了証発行依頼書、修了者情報入力票があります。

eラーニングでの受講となるため、インターネット環境、PDF、Excelが利用できること、また、テキストのデータをプリントできることが条件です。

講座価格は8000円(税別)で、クレジットカード払いの場合は分割払いに対応します。

また、支払方法がクレジットカード・Amazon Payの場合はすぐに受講することが可能です。なお、銀行振り込みの場合は営業日朝9時までに入金を確認することで当日の午後から受講できます。

参考:SAT
https://www.sat-co.info/ec/asbestos

建災防以外の機関も特別教育を実施そのほか、建災防以外の機関も石綿取扱い作業従事者特別教育を実施しています。

一例をあげると、東京・千葉・神奈川の登録教習機関である「技術技能講習センター」、大阪の教育講習機関である「新大阪労働安全教習所」などがあります。

技術技能講習センターでは東京都や千葉県、神奈川県を会場として随時特別教育が実施されるほか、新大阪労働安全教習所では教習所を会場として特別教育が定期的に行われます。

石綿取扱い作業従事者特別教育は、一般的には座学形式で行われますが、日々の業務が多忙で会場に足を運ぶことが難しい場合は、時間と場所を問わずに受講できるWEB講座の利用も検討してみましょう。

(画像は写真ACより)

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