長野市での台風被害でアスベスト飛散の懸念も

株式会社トライフォースコーポレーション(以下、トライフォースコーポレーション)が、被災者や災害ボランティアが建材の撤去などでアスベストを吸い込んだ可能性があるとして、10月7日のブログで問題提起をしている。

2018年に発生した台風19号によって長野市では4,000棟以上もの建物に浸水被害が及んだ。そこで被災者や災害ボランティアが建物の壁材などを壊したり、ちぎったりしていたが、アスベスト入り建材の撤去や防護の方法などが周知されていなかったという問題が明らかにされている。

アスベスト分析を国際水準に合わせるなどの対策が必要

アスベストは建材としての使用が禁止されているが、これまでに使用された建物の解体作業が全て完了しているわけではない。

しっかりと対策していないと、建材を運びやすく粉砕などするときにアスベストを吸い込んでしまい、中皮腫や肺がんを発症する可能性が高まってしまう。

トライフォースコーポレーションはこういったことを受けて、アスベスト分析を国際水準に合わせるなどの対策、人々への危険性の周知が必要であると指摘している。

(画像は株式会社トライフォースコーポレーション ホームページより)

▼外部リンク

株式会社トライフォースコーポレーション ブログ
https://asbestoslab.net/blog/20201007-947/

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