胸部Ⅹ線健診を活用した石綿ばく露者等の健診

神戸市は8月20日から、環境省の委託を受けた「石綿読影の精度に係る調査」を実施すると発表した。

この調査は、神戸市の胸部Ⅹ線健診(結核健診)を活用して石綿ばく露による健康不安のある人の健診を行うというもの。石綿読影の精度を向上させ、石綿関連疾患を早期に発見できる体制の整備を目的としている。

実施概要

対象者は、神戸市民で石綿ばく露(吸い込み)の可能性がある人や石綿健康被害に不安がある人。特に、石綿ばく露があった人、石綿工場の近隣に住んでいた人、石綿関連の仕事をしていた人の家族には受診を推奨するとしている。

なお、石綿健康手帳保有者、職場などで石綿の特殊健康診断を受診可能な人、石綿関連疾患で医療機関を受診中の人は対象外である。

内容は胸部Ⅹ線健診。結果が要精密検査となった場合は胸部CT検査を受診。費用は無料。要精密検査の場合は胸部CT検査も無料。

会場は、各区の集団健診会場。けんしん案内センター TEL:078-262-1163、または広報誌KOBEで確認できる。

受付期間は令和2年8月20日~令和2年11月末まで。問い合わせ先は、神戸市健康局保健所保健課 TEL:078-335-2117。

(画像は神戸市ホームページより)

▼外部リンク

石綿読影調査ちらし
https://www.city.kobe.lg.jp/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事