届け出の義務化 事前調査は講習修了者でなくても可能
一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会(以下、日本住宅リフォーム産業協会)が、100万円以上の改修工事で労基署にアスベスト調査報告が義務化になることを受けて、その内容を5月15日に発表した。
「石綿障害予防規則等の一部改正」に基づき、2022年4月1日以降は100万円以上の改修工事のアスベスト届け出が義務となる。事前調査は講習修了者でなくても可能とされている。しかし一方で、2023年10月1日以降は、講習修了者の「一戸建て等石綿含有建材調査者」が実施しなくてはならない。
なお、「一戸建て等石綿含有建材調査者」の資格は、簡易的な講習を受ければ取得が可能となっている。
「石綿障害予防規則等の一部改正」に関して意見募集も
「石綿障害予防規則等の一部改正」に関しては、電子政府の総合窓口「e-Gov」においてパブリックコメントが募集されており、意見・情報受け付けの締め切り日は5月29までとなっている。
同パブリックコメントの募集に関しては、「厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課」に資料の入手や問い合わせが可能だ。
(画像は一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会 ホームページより)
▼外部リンク
一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会 インフォメーション
https://www.jerco.or.jp/others/all/21005334/
「e-Gov」 パブリックコメント:意見募集中案件詳細
https://search.e-gov.go.jp/