コロナウイルスによる死者数と比べてはるかに多い現状に
株式会社トライフォースコーポレーション(以下、トライフォースコーポレーション)が、コロナウイルスによる死者数より多いアスベスト関連死の数について、11月7日のブログで解説した。
新型コロナウイルスが世界的な大流行になっており、多くの罹患者や死者数がでている。そのため多くの人が同感染症に恐怖を抱いているが、実際はその死者数よりもアスベスト関連死の数のほうが多いと、トライフォースコーポレーションが指摘している。
アスベストを吸い込むことで発症する中皮腫だけでも年間1,500人に上り、肺がんなどを加えると日本国内だけで年間およそ20,000人が命を落としている現状がある。
新型コロナウイルスの影で被害者が増加
日本におけるアスベストが原因による死亡者数は、アメリカや中国に次いで多く、世界第3位の「石綿被害大国」となっており、新型コロナウイルスの影で被害者が増加している。
最大のアスベスト発生源は建築物の解体現場で、環境省の調査によれば全体の40%以上のケースで漏洩しているということが分かった。
こういった現状を踏まえて、トライフォースコーポレーションは国際基準に則ったISO17025試験場でのアスベスト分析が重要だとしている。
(画像はトライフォースコーポレーション ホームページより)
▼外部リンク
トライフォースコーポレーション ブログ
https://asbestoslab.net/blog/20201107-951/