着工に向けて事前調査や石綿作業主任者選出などを実施

ソウケン工業株式会社が5月30日に「アスベスト除去」のページを更新し、「アスベスト除去工事の流れ」を紹介している。

アスベストは昭和40年代の高度成長期に建材などに多く使用されてきたが、気づかないうちに吸い込み肺に入ってしまった場合は、15年から40年もの潜伏期間を経て肺がんや悪性中皮腫といった健康被害を引き起こす。ソウケン工業株式会社は、人々の健康を守るために定められた工法でアスベスト除去工事を手掛けている。

同社のアスベスト除去工事では、準備として事前調査や作業計画書作成、石綿作業主任者選出などを実施。浮遊するアスベスト濃度の測定も行う。

負圧除塵装置やエアレススプレイヤーの設置で安全対策も

次に除去したアスベストが付着しないよう、床・壁・配管などをしっかりと養生し、シートのつなぎ目を30センチ以上重なるようにする。

また、負圧除塵装置やエアレススプレイヤーの設置や粉塵飛散抑止剤の吹き付けなどを行い、安全対策も徹底して行う。その後、スクレーパー・ブラシなどを使用してアスベスト除去作業を開始。作業中も浮遊するアスベスト濃度の測定をしていく。

最後に除去したアスベストと撤去した養生を、2重の専用袋にいれて密封処理するほか、セキュリティの解体や設置機械などの搬出をし、真空掃除機を用いた清掃を行い工事完了となる。

(画像はソウケン工業株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

ソウケン工業株式会社
http://www.so-ken.info/

ソウケン工業株式会社 「アスベスト除去」
http://www.so-ken.info/asbestos/

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