最新鋭の分析装置を用いて3分野の分析に対応可能

株式会社クレハ分析センター(以下、クレハ分析センター)が5月10日に「業務内容」ページを更新し、「アスベスト分析」に関する業務内容について紹介した。

厚生労働省が2008年2月6日に、6種類のアスベストが調査分析対象にするよう通達をだしたことで、クレハ分析センターはこれら全てのアスベスト分析に対応できる体制を整備。

「X線回折分析装置」などといった最新鋭の分析装置を導入し、「吹付け材を含む建材中のアスベスト分析」・「室内、作業環境および大気環境の気中のアスベスト分析」・「天然鉱物中のアスベスト分析」の3分野の分析に対応できるようにしている。

建材はJIS A 1481によるアスベスト分析を実施

吹付け材を含む建材中のアスベストはJIS A 1481による分析を実施。アスベスト含有率が0.1%以上になっているか確認することが可能だ。

空気中のアスベスト分析は「室内空気」をJIS K 3850で、敷地境界に関しては「環境省告示第93号」に基づいて実施。作業環境測定ガイドブックの方法に沿って作業環境を構築し、日本作業環境測定協会が定めた方法でアスベスト濃度の測定を行う。

また同社は、天然鉱物中のアスベストについても、SEM/EDX分析装置などを用いて、基安化発第0828001号(平成18年8月28日)に沿った分析が可能だとしている。

(画像は株式会社クレハ分析センター ホームページより)

▼外部リンク

株式会社クレハ分析センター 「業務内容」
https://kureha-bunseki.co.jp/field/asbest.html

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