耐震改修工事に伴う事前調査でアスベストの含有を確認

新潟県が、新潟市北区早通南にある「県営早通南住宅23号棟」の外壁に、アスベストの含有を確認したと、3月3日に発表している。

「県営早通南住宅23号棟」では、耐震改修工事が予定されていることから、新潟県が事前調査を実施。その結果、外壁の下塗材にアスベスト「クリソタイル」の含有が確認された。

新潟県は、同下塗り材のアスベストに関して、セメント状で固まっており、仕上塗材で覆われているため、飛散の恐れはないとしている。

3月中旬頃から耐震補強部材を取り付ける部分のみ除去へ

アスベストの飛散の恐れがないことから、アスベスト関連の法令に従い、遮蔽措置などを講じ、作業員や入居者、周辺住民の安全に配慮した上で、耐震改修工事前の3月中旬頃から3週間ほどをかけ、耐震補強部材を取り付ける部分のみ除去を実施する。

新潟県は、アスベストが含有している残りの部分に関して、外壁改修工事などを行う際に除去や、そのほかの対策を講じる方針を示している。

この件については、新潟県庁行政庁舎6階にある「土木部都市局 建築住宅課 住宅整備係」に、電話やメールから問い合わせが可能だ。

(画像は新潟県 ホームページより)

▼外部リンク

新潟県 プレスリリース
https://www.pref.niigata.lg.jp/

新潟県 建築住宅課
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/jutaku/seibi-02.html

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