建材へのアスベスト使用は禁止も、隠ぺい疑惑が浮上

株式会社トライフォースコーポレーション(以下、トライフォースコーポレーション)が、大手ゼネコンの建設会社にアスベスト隠ぺい疑惑が浮上したことを、1月20日のブログで紹介している。

トライフォースコーポレーションはアスベスト検査のスペシャリストとして、数多くの分析依頼を受け付けている会社だ。アスベストの含有が疑われる建物において、ISO基準で分析を行っており、安全かつ正確な分析結果を提供している。

建材へのアスベスト使用は禁止されているが、大手ゼネコンの建設会社にアスベスト隠ぺい疑惑が浮上したことがニュースとなった。また、同社では新型コロナウイルスのクラスター感染で社員が死亡していたこという疑惑も報じられた。トライフォースコーポレーションは人命に関わる重要な問題であり、規則違反でもあると指摘している。

ゼネコンの品質管理部での組織的な管理一元化が必須に

トライフォースコーポレーションによれば、アスベスト含有建材の使用を隠ぺいできない体制の構築に向けて、ゼネコンの品質管理部での組織的な管理一元化が必須だとしている。

マンションなどの大規模修繕工事会社のリーダーカンパニーでは、社内にアスベストを管理する組織が設けられており、第三者機関のサービスを利用。基本的には隠ぺいが不可能となっている。

同社は建設や解体に関わる関係者の危機意識を、更に高める必要があると指摘した。

(画像は株式会社トライフォースコーポレーション ホームページより)

▼外部リンク

株式会社トライフォースコーポレーション ブログ
https://asbestoslab.net/blog/20210120-955/

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