兵庫県下で初!
尼崎市は11月18日、災害発生時におけるアスベスト調査体制の強化に向け、一般社団法人建築物石綿含有建材調査者協会(以下、ASA)と「災害時における被災建築物のアスベスト調査に関する協定」を締結すると発表した。
協定締結式は11月24日(火)、尼崎市役所南館の市長室にて行われた。災害発生時における協定をASAと締結するのは、兵庫県下では尼崎市が初という。
今回の協定締結により、地震等の災害が発生した場合、尼崎市からASAにアスベスト調査の協力が要請される。これを受けASAは尼崎市に対し、被災建築物のうちアスベスト飛散の恐れがある建築物の報告を行う。
同市では、アスベスト含有建材に関する有識技術者の派遣を受けることで、アスベスト飛散防止対策を迅速に行うことができるとしている。
ASAとは
ASAは、アスベスト含有建材に関する有識技術者が所属する団体だ。
アスベスト含有建材の調査研究や提言、アスベスト含有建材の調査方法等に関する研修と教育を行っている。また、震災発生時には、避難所の事前調査やアスベスト含有建材判定、廃棄物分別、大気濃度測定等に関する協力を全国的に行っている。
(画像は尼崎市ホームページより)
▼外部リンク
尼崎市ニュースリリース
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/