断熱材に含有、煙突内部アスベスト除去工事を実施

長良工業株式会社(関西支店)が滋賀県長浜市にある中学校の特別教育棟外壁塗膜の除去工事を実施したと、6月12日に施工事例として発表している。

滋賀県長浜市にある中学校では特別教育棟の外壁塗膜として、下地調整材にアスベスト(クリソタイル)が使用されており、同社が5月11日から28日にかけて除去工事を実施。特別教室棟は地上1階建てで延床面積は356.4平方メートル、アスベストが使用されていた面積は273.77平方メートル。同除去工事は完全隔離養生による「ディスクグラインダーケレン工法」で行った。

粉塵抑制剤を外壁のアスベストにあふれるくらい吹付け

外壁の下地調整材にアスベストが使用されている際に行うのが、「ディスクグラインダーケレン工法」による除去工事だ。

粉塵抑制剤を外壁のアスベストが吸いきれなくなり、あふれるくらいまで吹付けておくことで、空気中へのアスベスト飛散を抑制。同薬剤を空気中へも散布し、浮遊するアスベストも落下させることで、安全かつ迅速に作業を完了させた。

細部についてはケレン・ワイヤーブラシなどを用いて除去を行い、除去面には粉塵飛散防止剤を吹付けて処理工事も完了させている。

(画像は長良工業株式会社 関西支店 ホームページより)

▼外部リンク

長良工業株式会社(関西支店) 施工事例
https://nagara-kansai.com/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事