建材に含まれるアスベストを検出する新しいキット
株式会社共立理化学研究所(以下、共立理化学研究所)が、新たなアスベスト検出キットである「DK-ASB(型式)」を発売したと、1月18日に発表している。
共立理化学研究所は、誰でも・どこでもできる水質の簡易分析製品「パックテスト(C)」の研究・開発・製造などを行う会社だ。
今回、建材に含まれるアスベストを、簡易的に検出できるキット「DK-ASB」を発売。建材レベル1及びレベル2に使用でき、検出範囲はクリソタイル2%以上、アモサイト1%以上、クロシドライド5%以上となっている。
広島県とライセンス契約、特許技術を活用した製品に
同キットは広島県とのライセンス契約に基づいた製品で、特許技術(特許 第6781441号)が活用されており、建築物解体工事の事前調査及び試料サンプリングのほか、精密分析前のスクリーニングに適している。
測定原理はDPD発色法で、測定時間は10分。内容物はR-1試薬(液体) 1本、R-2試薬(パック) 20本、チャック袋 20枚、カップ 1個、さじ 1個となっており、税抜き12,000円で販売されている。
(画像は株式会社共立理化学研究所 ホームページより)
▼外部リンク
株式会社共立理化学研究所 プレスリリース
https://kyoritsu-lab.co.jp/16812
株式会社共立理化学研究所 製品情報
https://kyoritsu-lab.co.jp/products/dk_asb