第1次・第2次スクリーニングを実施 正確な調査を

小田原鉱石株式会社(以下、小田原鉱石)が、建物のアスベスト含有調査・報告書作成までの一連の流れを、4月26日に事業内容として公開した。

小田原鉱石はアスベストに関する調査や分析、コンサルティング業務などを展開しており、今回、事業内容として建物のアスベスト含有調査・報告書作成までの一連の流れを紹介し、正確な調査及び無駄なコストがかからない報告書作成が可能だとした。

まずは第1次スクリーニングとして、図面調査を実施。アスベスト含有の恐れのある建材を、設計図書の情報を基にしてリストアップしていく。第2次スクリーニングでは、現地調査を実施。スタッフなどが実際に現地で調査を行い、建物においてアスベスト含有の恐れのある建材を調査、分析する建材を採取する。

「JIS A 1481-1」に基づき高精度の分析を実施

採取した建材については、国際標準化機構のアスベスト定性分析手法「ISO 22262-1」に準拠して作成された「JIS A 1481-1」に基づいて、高精度の分析を実施。「肉眼及び実態顕微鏡による予備観察」の結果を基に、「偏光顕微鏡により光学的性質からアスベストの同定」を行い、アスベスト検出・不検出に分類する。

アスベストが検出されたものに関して、その含有率が0.1%以上になるのか測定が必要な場合は、定量分析を実施。アスベスト含有率が0.1%であった場合は、「アスベスト含有」と判断される。

(画像は小田原鉱石株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

小田原鉱石株式会社 「アスベスト調査」
https://www.odawarakoseki.co.jp/business/asbestos.html

小田原鉱石株式会社 「建材分析」
https://www.odawarakoseki.co.jp/business/analysis.html

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