建材中のアスベスト定性分析の実技研修を実施
一般社団法人日本環境測定分析協会(以下、 日本環境測定分析協会)が、「2020年度アスベスト偏光顕微鏡実技研修」を実施すると、6月19日に発表した。
日本環境測定分析協会は、アスベスト分析技術者の技術力の向上と試験所の信頼性確保を目的として平成21年度から各種教育・研修事業を実施している。
今回は「2020年度アスベスト偏光顕微鏡実技研修」として、JIS A 1481-1に基づく建材中アスベストの定性分析の実技研修を、9月9日から12月17日にかけて全4回の開催を予定。顕微鏡メーカーの偏光顕微鏡講習等の受講修了者であることが受講条件で、参加費は日本環境測定分析協会正会員が93,500円、正会員以外が187,000円となる。
位相差/偏光顕微鏡による大気中アスベスト測定の研修も
12月18日には、アスベストモニタリングマニュアル(第4.1 版)に準拠した位相差/偏光顕微鏡による大気中アスベスト測定の研修も行われる。位相差/蛍光顕微鏡法や繊維状粒子自動測定器による測定についても、座学と実装置を用いて紹介する。
こちらも顕微鏡メーカーの偏光顕微鏡講習等の受講修了者であることが受講条件としており、参加費は日本環境測定分析協会正会員が55,000円、正会員以外が110,000円となる。
(画像は一般社団法人日本環境測定分析協会 ホームページより)
▼外部リンク
一般社団法人日本環境測定分析協会 「アスベスト教育研修」
https://www.jemca.or.jp/seminar/asbestos_tec/