解体作業を行う従業員のことを考えることが良心
株式会社トライフォースコーポレーション(以下、トライフォースコーポレーション)は、アスベスト工事の安全対策が会社の良心であると、7月28日のブログで指摘した。
トライフォースコーポレーションはアスベスト検査のスペシャリストとして、数多くの分析依頼を受け付けている会社だ。アスベストの含有が疑われる建物において、ISO基準で分析を行っており、安全かつ正確な分析結果を提供している。
アスベストを吸い込むと潜伏期間を経て、「肺がん」などといった健康被害を及ぼす。長い潜伏期間があるため被害状況がすぐに分からず、作業時における安全対策がしっかりとされないこともある。しかし、同社は解体作業を行う従業員や、周辺住民のことを本気で考えることが、会社としての良心の表れだと指摘する。
周辺住民にも中皮腫発症者が相次いだ「クボタショック」
アスベスト関連疾患は解体業者の作業員が罹るものだと考えられてきたが、2005年に兵庫県尼崎市の旧クボタ神崎工場の周辺住民に中皮腫発症者が相次いだ「クボタショック」が起こった。
これをきっかけに、各地でアスベストによる健康被害が起きている実態が表面化した。こういったことからトライフォースコーポレーションは、周辺住民の安全も考えて作業にあたる良心が試されているとしている。
(画像は株式会社トライフォースコーポレーション ホームページより)
▼外部リンク
株式会社トライフォースコーポレーション
https://asbestoslab.net/
株式会社トライフォースコーポレーション ブログ
https://asbestoslab.net/blog/20200728-938/