安全かつ効率的にアスベストを除去する工法の普及へ

株式会社トッププランニングJAPAN(以下、トッププランニングJAPAN)が7月31日、「日本アスベスト処理技術機構」を設立したと、8月7日に発表している。

トッププランニングJAPANは、超高圧(1000kg~2000kg/平方センチメートル)の水圧を利用し、アスベストを完全除去する工法「バキュームウォータージェット工法」を生みだした。

国内屈指の特許技術である同工法を提供・共有、安全かつ効率的にアスベストを除去することを目的に、「日本アスベスト処理技術機構」を設立するに至っている。

超高水圧で塗膜などを高速で削りとって工期の短縮を実現

「バキュームウォータージェット工法」は、トッププランニングJAPANとジェイアール西日本ビルト、パナソニック環境エンジニアリングの共同特許権者による独自工法であり、100平方メートル/日の施工が可能、工期の短縮を実現する。

具体的には超高水圧を専用器具から噴射することで、アスベストのある躯体表面の塗膜や下地材を高速で削りとり、強力なバキュームで排水を回収、それを濁水処理プラントに運搬し沈殿させて、水と固形物に分離する。

分離された水はPH処理したのちに下水道へ排水。固形物として分離されたアスベストは、廃石綿特管物として処理する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社トッププランニングJAPAN 「バキュームウォータージェット(VAWM)工法」
https://www.tpjp.co.jp/vawm/

株式会社トッププランニングJAPANのプレスリリース(DreamNews)
https://www.dreamnews.jp/press/0000220355/

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