建物周囲の大気中アスベストの濃度を測定、結果を発表
千葉県県土整備部の都市整備局下水道課が、市川市福栄4-32-2にある江戸川第二終末処理場における大気中アスベストの濃度測定を実施、その結果を3月27日に発表した。
江戸川第二終末処理場の管理本館には、アスベスト含有断熱材を使用したボイラの煙突があることから3月11日、県として同処理場の管理本館周囲5地点の大気中アスベスト濃度を測定。その結果、環境省及び千葉県が公表している大気中アスベスト濃度の測定結果と比較しても、高い濃度ではないことが分かった。
「アスベストモニタリングマニュアル」を基に採取・分析
同処理場での測定は、環境省水・大気環境局大気環境課が示している「アスベストモニタリングマニュアル(第4.1版)」に基づき行われた。
測定地点「建物周囲北側:No.3」において、最も高い数値を計測したが、それでも0.17本/リットルとなり、「建物周囲南東側:No.4」ではアスベスト検出下限値の0.056本/リットル未満となり、測定値は「不検出」とされた。
千葉県は今後、低いアスベスト濃度であったが安全性に万全を期すために、必要な対策を講じていくという考えを示している。
(画像は千葉県 ホームページより)
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千葉県 プレスリリース
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