「石綿」には白石綿・青石綿など、様々な種類が存在

有限会社TRUST ONE(以下、TRUST ONE)が、アスベスト対策工事に関する専門用語を、11月23日のコラムで紹介した。

TRUST ONEは東京都葛飾区に拠点を置く有限会社で、吹付けアスベストの除去などといったアスベスト対策工事をメインに手がけている。

アスベスト対策工事では、「石綿」という言葉を良く目にするだろう。「石綿」には白石綿・青石綿など、様々な種類が存在しており、現在では使用が禁止されているものの、かつては建材・自動車部品・電気製品・家電製品など、幅広い分野で使用されてきた。飛散して吸い込んでしまうことで、健康被害が及ぶことが分かっている。

大気中のアスベストの量を測る「濃度測定」

「濃度測定」は、ろ紙でアスベストを採取して顕微鏡で観察、計算式で大気中のアスベストの量を算出する。大気汚染防止法では、大気中のアスベストの量は1リットル中10本までと規制されている。

また、セメントなどの結合剤とアスベストに水を加えて混合したものを、吹き付け機を使用して吹き付けたものを「吹き付けアスベスト」と呼ぶ。壁や天井などで使用され、クリソタイル・クロシドライト・アモサイトなどの種類があるが、それらが1%以上含有するものは、「吹き付けロックウール・パーライト吹き付け」と呼ばれ、規制対象となっている。

(画像は有限会社TRUST ONE ホームページより)

▼外部リンク

有限会社TRUST ONE コラム
https://as-trust1.com/column/asbestos/1958

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