繊維状にならなかったアスベストがパワーストーンに

株式会社トライフォースコーポレーション(以下、トライフォースコーポレーション)が、アスベストの宝石「ホークスアイ」について8月4日のブログで紹介した。

トライフォースコーポレーションはアスベスト検査のスペシャリストとして、数多くの分析依頼を受け付けている会社だ。アスベストの含有が疑われる建物において、ISO基準で分析を行っており、安全かつ正確な分析結果を提供している。

「ホークスアイ」は和名が「鷹目石」で、昔から重宝されてきた宝石だ。通常は鉱物として細長に1:3の繊維状になるとアスベストと定義されるが、繊維状にならなかったものが珪酸や鉄分と化合してパワーストーンになることがある。

危険なイメージがあるアスベストも形を変えて寄り添う

青石綿のクロシドライト(リーベック閃石)が珪酸で固まり、鉄分が酸化していないものが「ホークスアイ」となる。色はクロシドライト本来の灰青色をしており、南アフリカや中国などが産地となっている。

アスベストは吸い込むと中皮腫や肺がんなどといった健康被害をもたらすものとして、危険なイメージが浸透してしまっているが、「ホークスアイ」のように形を変えて生活に寄り添っているものもあるのだ。

(画像は株式会社トライフォースコーポレーション ホームページより)

▼外部リンク

株式会社トライフォースコーポレーション
https://asbestoslab.net/

株式会社トライフォースコーポレーション ブログ
https://asbestoslab.net/blog/20200804-939/

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