「稚内珪藻土タイル」など、アスベストの未使用を確認
パナソニック ホームズ株式会社(以下、パナソニック ホームズ)が、販売している住宅・建築物の建材などを調査した結果、アスベストが未使用であることを確認したと1月14日に発表している。

現在パナソニック ホームズが販売している住宅には、アスベスト含有建材の使用はしていないことを確認。2020年11月から12月にかけて、アスベスト含有の珪藻土商品の流通が問題となったものの、同社の「稚内珪藻土配合 調湿石膏ボード」及び「稚内珪藻土タイル」には、製造メーカーからの安全データシートや製品規格、第三者による含有量調査結果から、アスベストが含有していないことを確認した。

また、建材メーカーからのデータを基に、過去のアスベスト含有建材の使用状況を見ると、1965年に使用された「スレートボード(デザインウォール)」が最も古く、直近では2003年3月までナショナル瓦(N瓦)の使用が確認できる。

リフォーム工事・解体工事などにおいては注意が必要
パナソニック ホームズによれば、通常の居住においてアスベスト含有建材による健康被害が及んだという情報は入っていないものの、リフォーム工事・解体工事などにおいては注意が必要だとした。「石綿障害予防規則」などに準拠した作業が求められるため、リフォーム工事・解体工事などを検討している人は、同社へ相談するように呼びかけている。

また、これまでのところ同社従業員からのアスベスト関連疾患の情報及び、死亡したという事例はなく、工場や建設現場の周辺住民などにおける健康被害の発生もしていない。

(画像はパナソニック ホームズ株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

パナソニック ホームズ株式会社 プレスリリース
https://homes.panasonic.com/

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