アスベスト含有吹付けロックウールなどが調査対象に

大阪府が、昭和31年から平成元年までに建築された民間建築物に、アスベストが使用されているかどうか「第23回フォローアップ調査」を実施、その結果を2月29日に発表している。

昭和31年から平成元年までに建築された1,000平方メートル以上の民間建築物で、鉄道施設や文部科学省、厚生労働省の調査対象になっているもの以外が、同調査の対象となった。

調査建材は吹付けアスベストと、アスベスト含有吹付けロックウールで、大阪府にある全特定行政庁が、建築物所有者などに報告を求めるなどといった形で調査が行われた。

アスベスト吹付けがされていた建築物の数は1,535棟

「第23回フォローアップ調査」が行われた令和元年3月16日時点で、露出してアスベストの吹付けがされていた建築物の数は1,535棟に上り、そのうち行政指導により対応済みの建築物は、1,004棟となった。

一方で、未対応の建築物は531棟に上り、そのうち対応を予定している建築物は66棟となっている。大阪府は今後も、露出してアスベストの吹付けがされていた建築物で未対応のものについては、除去や封じ込め、囲い込みなどの対策をするよう、継続して指導していく方針を示している。

(画像は大阪府 ホームページより)

▼外部リンク

大阪府 「第23回フォローアップ調査結果」
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/2683/00270489/k.pdf

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