平成30年度の廃石綿等の処理量は48,560トンに

環境省が、平成30年度の実績に基づいた「飛散性アスベスト廃棄物(廃石綿等)の処理状況」を、2月11日に発表した。

同省が、各都道府県・各政令市に対し、「廃石綿等の処理状況調査」を依頼し、その結果を取りまとめた結果、平成30年度の廃石綿等の処理量は48,560トンに上ったことが分かった。

その内訳としては、固型化後に二重こん包し埋め立て処分したものが40,848トン、融解処理が7,366トン、無害化処理が346トンとなっている。

最終処分量の最多は中国四国区域の13,808トン

北海道区域や東北区域、関東区域、中部区域、近畿区域などを含めた全7区域別の処理量をみてみると、北海道区域では溶融処理量と無害化処理量が0となり、最終処分量が最も少ない1,591トン。最終処分量が最も多かったのは、固型化処理量も13,640トンで最多となった中国四国区域の13,808トンとなった。

また、各区域別の処理業者数で、最終処分における業者数が最も少なくなったのは近畿区域で4業者。一方で、最も多かったのは、北海道区域で22業者となっている。

(画像は環境省 ホームページより)

▼外部リンク

環境省 プレスリリース
https://www.env.go.jp/air/asbestos/pdfs/waste_jokyo30.pdf

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