アスベスト調査会社へ依頼 「公費解体」は長野市が調査

長野市が、台風19号で被災した家屋や建物の解体・応急修理時には、「家屋アスベスト調査」が必要だとして、2月3日から同市のホームページで、「家屋アスベスト調査」を呼びかけを行っている。

大正時代から平成18年までに建築された建築された家屋や建物には、広くアスベストが使用されており、損壊した建築材料を切断や取り外しを行うと、アスベストが飛散する可能性があるとされている。

そのため、「公費解体」時には長野市が解体作業前にアスベスト調査を実施する。しかし、被災者が自身で発注する家屋や建物の解体・応急修理する場合においては、専門のアスベスト調査会社に依頼し、「家屋アスベスト調査」を行うように求めている。

建築物を約2時間調査を実施、建材を3段階で判定

「家屋アスベスト調査」では専門のアスベスト調査会社が、建築物を約2時間にわたって調査を実施し、アスベストが含まれる可能性のある建材を3段階で判定。解体作業時に必要となる報告書も発行する。

長野県環境測定分析協会の受付窓口から、電話で依頼ができるほか、(株)科学技術開発センターや(株)公害技術センターなどの市内調査会社に直接依頼が可能だ。長野市によれば、調査費用は一般的な家屋で、数万円程度、ほかにも分析費用が必要だとしている。

(画像は長野市 ホームページより)

▼外部リンク

長野市 お知らせ
https://www.city.nagano.nagano.jp/

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