北下條住宅 A棟からG棟、祖母石住宅A・C棟で確認
韮崎市が、韮崎市営住宅においてアスベスト含有調査を実施し、その結果を3月31日に発表している。
同市はアスベスト含有の恐れがある5つの市営住宅を、過去3回にわたって調査を実施。その結果、北下條住宅A棟からG棟、棟祖母石住宅A棟・C棟で、居室や台所、住戸内廊下天井仕上材にアスベストが使用されていることを確認。
最上階にはアスベストは使用されておらず、平成18年度に飛散防止工事を実施し、平成21年度に居住者に調査結果を通知した。なお祖母石住宅の消火栓ポンプ室にも吹付けアスベストなどの使用を確認したが、こちらは通常立ち入らない箇所であるとして、対策工事を実施していない。
祖母石住宅においては全ての棟に飛散防止工事を実施
祖母石住宅においては、アスベストの有無にかかわらず、全ての棟に飛散防止工事を実施しており、北下條住宅H棟はアスベスト含有が確認されていないものの、平成29年度に飛散防止工事がされた。
韮崎市によれば、アスベストに関しては「建設課 建築営繕担当」に、アスベストによる健康被害に関しては、「中北保健所峡北支所」に問い合わせが可能だとしている。
(画像は韮崎市 ホームページより)
▼外部リンク
韮崎市 「市営住宅における天井仕上げ材に含まれるアスベストについて」
https://www.city.nirasaki.lg.jp/
韮崎市 「市営住宅における吹付けアスベスト等の使用実態について」
https://www.city.nirasaki.lg.jp/