アスベスト含有調査において無料で調査員を派遣へ
北海道札幌市が、2020年度「アスベスト対策促進事業」の受け付けを、5月11日から11月30日まで実施すると、4月4日に発表した。
「アスベスト対策促進事業」では、「建築物石綿含有建材調査者派遣事業」として、吹付けアスベストが施工されている恐れのある建築物の含有調査において、無料で調査員を派遣。同市アスベスト台帳に記載があり、建築基準法第6条で定められている建築基準関係規定に適合した建築物が対象となる。
アスベスト除去などの工事費用を一部補助も実施
また、同事業のうちの1つには「除去等工事に関する補助事業」もあり、吹付けアスベストなどの除去や封じ込め、囲い込み工事費用を一部補助していく。吹付けアスベストなどが施行されており、建築基準法第6条で定められている建築基準関係規定に適合した建築物が、補償の対象だ。
補償額は必要となる費用の3分の2で、上限は120万円。申請書に必要事項を記入し、必要書類も添付した上で、「札幌市都市局建築指導部建築安全推進課」に提出することで、申し込みが可能。問い合わせも、同課で受け付けている。
(画像は札幌市 ホームページより)
▼外部リンク
札幌市 アスベスト対策
https://www.city.sapporo.jp/