アスベスト含有建材でもすぐに危険があるわけではない

株式会社Speeeは、同社が運営する外壁塗装業者のパーソナルサービス「ヌリカエ」の6月9日のコラムで、アスベストの危険性や撤去方法を解説した。

2006年以前まで多くの建物にリシン吹付けなどでアスベストが使用されてきた。飛散したアスベストを吸い込むことで肺がんなどを引き起こすリスクがあるとされているが、建物で使用されていたとしても、アスベスト自体に毒性などはないため飛散していなければ、すぐに危険があるわけではないと指摘している。

しかし、「外装の解体」や「高圧洗浄で汚れを落とす場合」、「災害による建物の倒壊」などにおいては、アスベストが飛散する可能性が高まるため撤去が必要となる。

リシン吹付けの上への塗装や新しい外壁材を設置で対応

リシンは骨材に樹脂・セメント・着色剤などを混ぜ込んで造る外壁の仕上材で、アスベストが使用されることもある。アスベスト使用のリシンが外壁に吹付けられていてもすぐに危険はないが、仮に撤去・処理する場合はリシン吹付けの上に「塗装」・「新しい外壁材を設置」・「外壁を撤去・張り替え」の3つの方法がある。

市区町村によっては外壁のアスベスト調査・除去に、一定の補助金を交付するところもあるため確認すると良い。

(画像は「ヌリカエ」 ホームページより)

▼外部リンク

株式会社Speee
https://speee.jp/

「ヌリカエ」
https://www.nuri-kae.jp/

「ヌリカエ」 コラム
https://www.nuri-kae.jp/column/articles/1301

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