調査の結果、煙突内部においてアスベストの使用が判明

新潟県が、「旧南魚沼児童・障害者相談センター」において、アスベスト含有建材の使用が判明したと、2月14日に発表した。

同県は、南魚沼市六日町にある同センターの外装塗材の一部に、アスベストのクリソタイルやトレモライトが含有していることを2月7日に公表。今回、煙突の内部のアスベスト含有状況調査を実施したところ、新たにアスベストのアモサイトが見つかった。

アモサイトは、吹き付けアスベストとして、主に各種断熱保温材に使われることが多いとされている。アスベストの全てが、肺がんや中皮腫を発症する発がん性のあるもので、健康被害も多く確認されており、現在では製造・使用などが禁止されている。

関係法令を遵守し安全に工事 2020年度以降に実施

新潟県によれば、「旧南魚沼児童・障害者相談センター」は、既に使用されていない施設で、アスベスト含有状況調査でアスベストが確認された以降、煙突の上部を塞いだことから、飛散のおそれはないとしている。

同センターの解体工事は関係法令を遵守し、安全に十分配慮した上で、2020年度以降に実施する予定だ。

(画像は新潟県 ホームページより)

▼外部リンク

新潟県 県政情報
https://www.pref.niigata.lg.jp/

新潟県 「総務管理部 管財課 新着情報」
https://www.pref.niigata.lg.jp/

独立行政法人 環境再生保全機構 「アスベスト(石綿)とは?」
https://www.erca.go.jp/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事