平成29年12月公表時で対象となる病院は10件に

厚生労働省が、病院でのアスベスト使用実態調査に係るフォローアップ調査を実施し、その結果を2月14日に発表した。

平成29年12月公表時で、アスベストによるばく露の可能性がある場所を有する病院は、10件に上っていることが、令和元年7月に行われた「吹付けアスベスト等使用実態調査に係るフォローアップ調査」において判明。

「アスベスト含有保温材等使用実態調査に係るフォローアップ調査」では、アスベストによるばく露の可能性がある場所を有する病院は、平成29年12月公表時で79件に上ったことが分かった。

医療法に基づき、施設の使用制限や立ち入り禁止の措置を行う

アスベストによるばく露の可能性がある場所を有する病院への対応としては、各都道府県による立ち入り検査で、アスベストのばく露のおそれがあるのか確認を実施。厚生労働省への報告を行い、施設の使用制限や立ち入り禁止などの措置を講じる。

分析調査依頼中又は分析調査依頼予定の病院への対応としては、確実かつ早急に分析調査を実施するべく、アスベストの使用が疑われる場所や、分析調査の時期などを、令和2年中に都道府県に報告するように求める。

また、目視などでアスベストの飛散のおそれがある場所などにおいては、立ち入り禁止や防護服などの着用を徹底させる。

(画像は厚生労働省 ホームページより)

▼外部リンク

厚生労働省 プレスリリース
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09372.html

厚生労働省 局長通知
https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000595054.pdf

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